F1カタール決勝

前日のスプリントで2位に敗れたマックス・フェルスタッペンがレースでは鈴鹿に続き2連勝。今季14勝目を飾った。

レースはタイヤの安全確保という観点から1セット当たりの最大周回数が18周に限られ、3回のタイヤ交換義務が特別に課せらた。変則的なルール変更、高温多湿という過酷な環境でもレッドブル陣営の戦略とマックスの巧みなドライビングによって、この難題も跳ね除けて見せた。

戦略面で優れていたのがレースの変更点の解釈を追求した点にある。”SC中のラップを周回数のカウントから除外することが出来る”といち早く気づき実行し、ピットストップを一番遅らせることが出来た。これによって後に履くタイヤの周回数を調整できる自由度を増やすことが出来た。

これを実現したのは普段のフリー走行、予選でもタイヤを無駄遣いしないマックスの行いの良さだといえる。それともう一つ、デグラデーションが高い状況でもタイヤマネジメントをしながらマクラーレン勢にアンダーカットされないように速く走ることが出来たからであろう。

レースごとに速さを増してくるマクラーレンを抑え、滑りやすい路面・厳しくとられるトラックリミット・激しいデグラデーション・高温多湿の辛い環境すべてを克服したレッドブル・マックスフェルスタッペンの総合力が勝つべくして勝ったレースだった。